こんにちは ろばさんです。アラフィフの読書好きです。
しあわせな生活のために必要なものってなんだろう?
日々そんなことを考えています。
そんな私が、今回お話していく内容は…どんなお酢が私に合っているんだろう?
です。
こんな方にお勧めの記事です。 ・お酢が身体に良いって本当? ・お酢の種類って?私に合うお酢って? ・商品が多すぎて選べないよ。
お酢は定期的にブームを繰り返す、健康食品界の大ロングセラー!?
それだけ、成分が確かで、愛用者数が多いって事ですね。
ここでは、そんなお酢の代表的な成分や期待できること、お酢選びのコツをご紹介していきます。
これだけ知っておけばOK?お酢の栄養素
お酢の栄養成分は、種類によっても様々。どのお酢が良いんだろう?
そんなあなたに、これだけ知ってれば お酢選びに迷わなくなる!?成分紹介。
クエン酸
お酢の代表成分で、まず思い浮かぶのはクエン酸です。
クエン酸には
- 体内の乳酸を分解する
- 疲労回復、筋肉痛の防止
- 血液の酸化を抑える
- 血液サラサラ
- カルシウム・マグネシウム・ミネラルを吸収しやすくする
- 骨が元気に
- 新陳代謝が増す
- 古くなった角質をスムーズに剝がしてサイクルを正常にする美肌効果
- 唾液や胃酸の分泌を促す
- 食欲増進、消化吸収効率UP
- 脂肪をエネルギーに変えて消費
- ダイエット効果
以上のような効果が期待できます。
アミノ酸
お酢の種類によって差があるのがアミノ酸の量です。
人の身体は全てタンパク質で出来ています。そのタンパク質は20種類のアミノ酸によって作られています。
この20種類のアミノ酸のうち、体内で作ることのできない9種類のアミノ酸を ”必須アミノ酸” と言います。
必須アミノ酸は、毎日の食事から必ずとることが必要とされるアミノ酸です。
お酢の種類によっては、この必須アミノ酸を多く含むものがあります。
酢酸(さくさん)
酢酸はお酢の主成分でツーンとするニオイや、特有のすっぱさの主な要因となっています。
お酢が苦手な方のほとんどが、この酢酸が原因ではないか?と思うほどのクセ物ですが、意外な効果として
- 花粉症対策
- ホコリ、ハウスダストによる鼻グズ症状
- アトピー性皮膚炎
など。 これらの改善で皆さんもご存じの乳酸菌よりも酢酸菌の方が10倍もアレルギー体質改善効果が高いということが発見されています。
また、酢酸菌と乳酸菌を一緒に摂ることで更に2倍の効果につながるという結果も出ています。
チェックポイント
疲労回復・美容・ダイエットには クエン酸
総合的な健康には アミノ酸
アレルギー体質改善には 酢酸
お酢の種類と特徴比較
お酢の種類には、醸造酢、合成酢があります。
下記は醸造酢の一部を比較しました。
穀物酢 | 米酢・玄米酢 | 黒酢 | リンゴ酢 / 果実酢 | ワインビネガー | バルサミコ酢 | |
クエン酸 | 少なめ | 普通 | 普通 | 豊富 | 少なめ | 豊富 |
アミノ酸 | 少なめ | 玄米なら ビタミン ミネラルも | 必須アミノ酸も豊富 | 少な目 果実の栄養素 | 少なめ | 普通 |
酸度・酢酸量 | 4.2% | 4.5% | 4.5% | 5.0% | 5.0% | 6.0% |
味・クセ | 酸味・クセが少ない | お米特有の まろやかさ・甘味 | 香り・コク クセ強め | フルーティ 酸味は強め | 酸味・苦味が強め | 苦味少なめ加熱で甘みが増す |
価格 | 低め | 純がつくと高め | 高め | 平均的 | やや高め | 高め |
以上の結果から
チェックポイント
クエン酸を取りたい場合は 果実酢、バルサミコ酢
アミノ酸も取りたい場合は 黒酢
を選ぶのがよさそうですが、コスト面、飲みやすさも気になるところです。
注意したいお酢のデメリット
お酢の健康成分を延べてきましたが、お酢にもデメリットはあります。
代表的なものとして以下の三つ
- 酢酸の過剰摂取
- 濃度の高い酢酸を過剰に摂取すると、中毒症になる恐れがあり注意が必要
- カリウムの過剰摂取
- 腎機能が低下している方に、特に注意が必要なのがカリウムの過剰摂取です。
必要な栄養素ではありますが、摂りすぎは腎臓への負担が重くなります。 - 口内や胃、腸への影響
- 濃度の高い酢酸や、過剰摂取は 歯のエナメル質が溶け出してしまったり、胃や腸の内壁を荒らし炎症を引き起こしやすくなります。
お酢は1日の摂取量(大さじ1~2杯、15~3ml)が適量です。飲みすぎには注意しましょう。
チェックポイント
身体に良いからと言って、飲みすぎには注意が必要です。
特に空腹時の摂取や、日頃の水分補給の置き換えはおすすめしません。
コスパ?飲みやすさ?お酢選びのコツ
さて、様々な情報を見てきましたが、あなたに合ったお酢 見つかりましたか?
ダイエット、美容、疲労回復重視なら クエン酸量を重視。
総合的な健康も! と思うなら アミノ酸量も見ておきたい所。
しかし、クエン酸、アミノ酸のバランスを見た時にチョイスしたい 黒酢、バルサミコ酢は一般的には割と高価になってしまうこと、また、黒酢に関してはクセの強さも手を出しにくい所ではあります。
そこで、もろみ酢という選択はどうでしょうか?
もろみ酢とは
もろみ酢とは、泡盛や焼酎を作る際に出た蒸留粕を圧搾・ろ過したもので、酢酸発酵をしていないためもろみ酢という名称ですが、お酢ではなく、清涼飲料水に分類されます。
酢酸発酵していないため、酢酸を含まず、お酢特有のツンとしたニオイがありません。
もろみ酢は黒酢同様、アミノ酸(必須アミノ酸9種含む)が豊富であり、主成分が酢酸ではなくクエン酸です。
価格は様々あります。高めのイメージはありますが、初心者にも手を出しやすい値ごろ感のある商品も多くあり、試してみるのも良いでしょう。
味はクエン酸由来の酸味。多くの商品は飲みやすくするために黒糖などの甘味を加えてあります。
私の試したもろみ酢は若干の後味、黒糖の風味が残る感じでした。
おすすめ
あなたに合ったお酢、見えてきましたか?
ここでは、数あるお酢の中から、私がおすすめな果実酢ともろみ酢をご紹介します。
飲みやすさとコスパの良い商品です。一度お試しください。
果実酢 なら
やっぱり話題の 美酢(ミチョ)がおすすめ。圧倒的な飲みやすさ!お値段もお手頃で、フレーバーも豊富。
もろみ酢 なら
コスパ、飲みやすさなら これ!たくさんの商品の中でも、比較的入手しやすいのも良いですね。
まとめ
お酢選びは、あなたの求めるもので決まります。
- 疲労回復・美容・ダイエット には クエン酸
- クエン酸を多く含むお酢は、果実酢、リンゴ酢、バルサミコ酢
- 総合的な健康 には アミノ酸
- アミノ酸量の多さ、必須アミノ酸の摂取なら、黒酢、玄米酢、もろみ酢
- アレルギー体質改善 には 酢酸
- お酢の主成分なので全般。ただし、酢酸発酵していないと酢酸は含まれません
心配な方は醸造酢の表記があるものを選びましょう
すべてを網羅するお酢は、クセも強くなり、高価にもなります。
ご自身に合ったお酢選びで、毎日楽しくお酢の習慣化につなげてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。